2 理科の学習 ↓
 理科は単位が命である。
式にはちゃんと単位も書く習慣をつけよう。
単位も加減乗除ができるのだ。
 急激に点数を上げられるのは、理科の第2分野である。
努力分だけ点数に結びつく。
 難しいと思われる問題も、
結局は基本的な知識の組み合わせに過ぎない。
 基本的な問題を理解していなかったら、
入試問題のような応用問題はまず解けない。
 教科書や解答を読んだとき、「ま、こういうことか」ではなくて
「なぜだ?これは」というところまで考える。
 分からないところは、ちゃんと聞くか調べるかすること。
「まあ、いいや、どうせ出ないだろう」と考えたら負け。
 基本的な公式や法則はちゃんと理解して覚えること。
 「基本的な問題なら確実に解ける」という力をまずつける。
 表面的に理解するのではなく、その知識を使えるようにしておく。
 理科(化学・生物)の備忘カードを作成してテスト前に備えること。
 化学反応式はモデルを描いてそのモデルの絵を覚える。
 第2分野はまず1回教科書をきちんと読むこと。
1回読んだらもう問題をどんどんやるようにする。
速く解けるように練習すること。
分からないときは、時間があれば、
必ず、教科書・参考書の解説にあたって、解答をすること。
時間がなければ、解答、解説よく読んで解きながら覚えること。
知らないことは何時間考えても分からないから、
考え込まないで解答をチェック。
とにかく数をこなすこと。
 問題をたくさんやりながら知識を身につけていく。
 試験のときは、第1分野から解く必要はない。
第2分野のすぐ分かる問題から、解いていくのが手である。
 計算問題を見た時、数秒以内に
「この問題を解くにはこの公式を使えばいい」ということが、
頭の中から引っ張り出せるかどうかで、
この問題が解けるかどうかが決まる。
これは、公式を覚えていないと、まず無理。
とりあえずは第1分野といえども暗記科目である。
 グラフの問題が出たら、
まず縦軸の内容と横軸の内容を確かめ、
グラフから何がわかるのかを、まず正確に読み取る。
次に、縦軸と横軸の最小メモリが、いくつなのかを確かめる。
1なのか10なのか20なのかだ。
 グラフを読み取るときは、
最小メモリの10分の1まで、正確に読もう。
 とにかく図で示せ。
イメージできればこちらのもの。
 問題はできるなら図や絵に表して考える。
人間の脳は500万年かけて、
図や絵を見て考えるように進化してきた。
文字を発明したのは何年前だろうか。
 問題を図にしたら、
分かっている数字等をどんどん書きこんでいく。
これで自分の脳もかなり楽になる。
 「去年この分野の問題が出たから今年はしなくていい」
とは考えるな。
これは「サボリの世界」である。
どの分野から問題が出されようとも、
それなりに対応できる学力を身につけること。
 問題集を一冊すれば、
試験に出る問題はだいたい分かるだろう。
勉強さえすれば必ず合格する。
頑張れ!
 基本的な概念を体系的に積み上げていかないと、
この複雑怪奇な自然現象を理解することはまずできない。
 覚えなくてはいけないところは、
勿論あるが、理科はあくまでも論理でいくもの、
理屈が大切である。
カッコよく言うと
「科学的な世界観をつくる」ということである。
 科学的な世界観を身につけると、
一を聞いて十は分からないかもしれないが、
1問解ければ、周辺の問題もある程度は
分かってくるのである。
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