6 社会の学習 ↓
 社会科を勉強する大きな目的は、
社会人としての常識を身につけることである。
 歴史の勉強は何のためにするのか。
それは人間の過去、
人類の歩んできた道を知ることにより、
人類の将来を見るためである。
 過去におこったことを知り、
問いかけることによって、
現代の生き方を見つめ直すことができる。
 歴史は未来を切り開く学問であり、
自らの人生を切り開く学問でもある。
 大切なことは、
過去の事件がどうして起こったのかを
自分の頭で考えることである。
 急激に点数を上げられる科目は、
社会科である。
努力分だけ点数に結びつく。
 成績を上げるただ一つの方法は、
学校で学んだことを繰り返して復習すること。
 まず1回教科書をきちんと読むこと。
「くわしい歴史」等の詳しい内容の本も一度は読んでおく。
そして詳しく知りたいときには、
すぐに探せるようにしたい。
 1回読んだらもう問題をどんどんやるようにする。
速く解けるように練習すること。
 問題をたくさんやりながら知識を身につけていく。
 問題集の後ろにある解答を見て学習するという方法は、
実力がつかない。
必ず、教科書・参考書の解説にあたって、
テマとヒマをかけて、
問題集の勉強をすること。
 授業中の先生の説明をきちんと聞くこと。
その説明を聞いた上で、
教科書などで勉強して、
問題集で確認する。
 歴史を学習するとき、
政治・経済・文化等項目別に
自己流の年表と白地図を作成し、
それに記入しながら覚えていくこと。
 歴史はその大きな流れをつかむことである。
流れの中で色々なことが起こり、
またある出来事が元で流れが大きく変わるのである。
 一つの単元ごとに自分で年表を作ったり、
歴史に関係ある人物や事項を
図式にして整理することが大切。
 興味ある歴史上人物の伝記を読んだり、
博物館や美術館へ行って本物を見ること。
 勉強でおさえるところは
 1. 時代の特色や流れがつかめているか。
 2. 重要な出来事について
「いつ」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」
が答えられるか。
 3. 世界と日本の歴史の関係や
比較ができているか。
 4. 資料、歴史地図、文化財の写真を
どれだけ活用できるか。
 5. 固有名詞や重要な歴史用語は
正しく漢字で書けるか。
 6. 重要な出来事の年号を覚えているか。
 問題文と設問がある場合、
設問だけで解ける問題は先に片付けてしまう。
いちいち問題文を読んでいたら、時間がなくなる。
そういう無駄は省く。
難しいところも飛ばす。
とにかく、解けるところは早く解いて、
なるべくたくさん時間を残すようにする。
そして残った時間で分からなかったところをする。
最後に解答を確認する。
 新聞は毎日見よう。
世界の出来事が日本にはね返ってくる時代である。
地理を勉強しておかないと、
新聞の内容が分からない。
 テレビのニュースも見よう。
どんな国でどのような紛争や問題を抱えているのか、
いろんなことに興味をもとう。
(現在は、ユーゴスラビアのコソボ自治州で、
インドとパキスタンがカシミール地方で、
インドネシアのティモールで紛争が起きている。)
 旅行に出かける機会があったらどんどん出かけよう。
海外旅行なんて最高。
そして「何でも見てやろう」
 探検記や旅行記なども読む。
新聞の切り抜きをする。
分からない地名は必ず調べる。
 地理の勉強のときは、必ず地図帳を開く。
経度や緯度まで見ること。
そして出てきた地名等は
ラインマーカーで塗ろう。
 地理を学習するとき、
自分で作成した白地図を、
政治や産業や地名や・・
それぞれ項目別に何枚も用意して、
それに記入しながら覚えていくこと。
 人類の先祖は500万年前、
南アフリカの草原に現れた後、
世界中のあらゆる所へ移動していった。
ある集団は徒歩で、またある集団はカヌーで。
そしてたどり着いたさまざまな場所で、
その土地の自然を上手く利用して、
生き続けてきたことに
敬意を払おう。
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